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歯科衛生士だからできること~チーム医療~

2021年12月09日

 

歯科衛生士は主に歯科医院で歯科医師の診療をサポートしています。

他にも専用の機器や薬品を使って虫歯予防のための処置を行ったり、歯の磨き方などを指導することもありますね。

口腔ケアの専門家である歯科衛生士ですが、歯科衛生士は単独で口腔ケアを行っているわけではありません。

多くの人々と協力しながら歯科医療を提供しているのです。

 

チーム医療とはどんな活動?

歯科衛生士の大半が働いている歯科医院では、歯科衛生士は歯科医師や歯科技工士、歯科助手などと協力して歯科医療を行っています。

歯科衛生士が行う歯垢や歯石の除去、薬品の塗布といった処置は歯科医師も行えますが、歯科医師が全ての処置を行うとなると歯科医師の負担が大きくなり過ぎてしまいます。

そこで歯科衛生士が歯垢や歯石の除去などを行って作業を分担したり、診療のサポートを行うことで、歯科医師にしかできない業務に歯科医師が専念できるようにしているのです。

これは歯科技工士や歯科助手なども同様です。

それぞれが専門スキルを活かして作業を分担し協力することで、質の高い高度な歯科医療を実現しているのです。

また虫歯や歯周病は他の病気に影響を与えることもありますし、反対に他の部位の病気が歯や口内での異常を引き起こすこともあります。

歯科衛生士として口腔ケアを行う中で歯や口とは関係のない部分の病気を発見したり、虫歯や歯周病を治療するために他の病気を治療しなければならないといったケースがあるのです。

そのような場合には他の科と連携しながら診療を行わなくてはなりません。

特に総合病院や大学病院のような病院では、歯科衛生士は歯科をはじめ様々な科の医師や看護師などと協力しながらチーム医療を行っています。

 

歯科衛生士の関わり方

では総合病院などで行われるチーム医療に歯科衛生士はどのように関わっているのでしょうか。

まずはやはり患者さんへの口腔ケアですね。

口内環境が悪化すると虫歯や歯周病になりやすくなるだけでなく、免疫力も下がってしまいますし、誤嚥性肺炎などの危険性も出てきます。

それを防ぐためにも歯や口内が清潔に保たれているかどうかを定期的に確認したり、患者さんの状態に合わせて歯磨きなどの口腔ケアの方法を指導するなどといったことが必要です。

噛む・飲み込むなどの機能が低下している場合には食べやすいよう食事を工夫したり、リハビリのためのトレーニングを指導することもありますね。

患者さん本人に対してだけでなく、患者さんのご家族や看護師などに対して患者さんへの口腔ケアに関するアドバイスをするのも歯科衛生士の仕事です。

もちろん歯科衛生士の方も、医師や看護師などの意見を参考にしながら口腔ケアを行っています。

歯科衛生士を含め、誰が欠けてもチーム医療は成り立たないのです。

 

チームの重要な一員として活躍しています!

歯科医院や総合病院、介護施設などでチームの重要な一員として活躍する歯科衛生士は国家資格とされています。

専門学校などの養成校で3年以上学び、国家試験に合格すれば歯科衛生士の資格を得られます。

なにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校の一つです。

経験豊富な講師による丁寧な指導のもと、実践的な実習を積み重ねることで現場で即戦力となれる知識や技術を身に付けられます。

模擬試験などの国家試験対策にも力を入れていますし、キャリアガイダンスの実施など就職に関しても学生一人一人をきめ細かくサポートしています。

歯科衛生士としての活躍の場を広げるべく、ダブルライセンス制度や海外研修なども実施しています。

夜間部も設けていますので、働きながら歯科衛生士の資格取得を目指したいという方にも本校はおすすめですよ。

高校卒業後の進路に本校を選ぶ学生も少なくありませんが、社会人として働いた経験のある学生も大勢いますし、幅広い年代の学生たちが歯科衛生士を目指して頑張っています。

JR大阪駅や各線梅田駅から歩いて8分ほどで通学でき、アクセスも抜群です。

歯科衛生士を目指すなら、なにわ歯科衛生専門学校で一緒に頑張ってみませんか?

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