女性が多い歯科衛生士。男性も活躍できる?

主に歯科医院で歯科医師の診療をサポートしたり、歯垢や歯石の除去を行っている歯科衛生士ですが、「女性しか見たことがない」「男性はなれないのでは?」と思われている方も多いかもしれません。
確かに女性が多い歯科衛生士ではありますが、少数ながら男性歯科衛生士も歯科医療の現場で活躍しています。
女性歯科衛生士同様に歯科医療において欠かせない存在となっている男性歯科衛生士について、ぜひ多くの方に知っていただきたいですね。
歯科衛生士は女性のイメージが強い?
そもそも「歯科衛生士=女性」のイメージが強いのはなぜなのでしょうか。
歯科衛生士という職業は1913年にアメリカで誕生したと言われており、日本でも1948年に歯科衛生士法が制定されたことで歯科衛生士の歴史が始まります。
ただこの歯科衛生士法では女性であることが前提となっているかのような表記が見られましたし、また歯科衛生士の前身として「歯科衛生婦」と呼ばれる存在があったことなども「歯科衛生士=女性」というイメージに繋がったと考えられます。
「歯科衛生士=女性」というイメージが強ければ強いほど、男性の職業選択において歯科衛生士が挙がる可能性は低くなります。
歯科衛生士になるために学ぶ養成校でも、設備面などで男子学生の入学が想定されていないケースが少なからず見られますし、圧倒的に女性が多い職業であるという状態はまだしばらくは続きそうですね。
男性歯科衛生士で感じるメリットとデメリット
とはいえ男性歯科衛生士が求められる場面がないわけではありません。
患者さんの半分は男性ですし、歯科医師は男性も多いですよね。
患者さんにしても共に働くスタッフにしても、「同性である男性歯科衛生士の方が気楽に対応できる」という点は大きなメリットではないでしょうか。
また診療の際に必要な器具や薬品などは重いものも多く、その点でも男性歯科衛生士は頼りになります。
さらに歯科衛生士は求人数も豊富で柔軟な働き方ができることから、出産などでライフスタイルが大きく変化しやすい女性向きの仕事であると言われていますが、その分「長く働き続けてくれる人材」は貴重です。
この点は男性歯科衛生士が有利と言えるでしょう。
ただ歯科衛生士は医療系の国家資格ではあるものの、一般企業に務める同年代の男性と比較すると男性歯科衛生士の給与はあまり魅力的ではないかもしれません。
歯科衛生士として長く働き続けるのであれば、認定資格の取得などスキルを高める努力が必要になります。
多様性が力になる!チーム医療の新たな可能性
歯科衛生士の多くは歯科医院で働いていますが、他にも総合病院の口腔外科や保健所、介護施設、歯科医療機器メーカーなど、歯科衛生士の資格を活かして働ける場はたくさんあります。
同じ医療系の国家資格であり以前は女性の仕事とされていた看護師でも男性看護師が増えつつあります。
歯科衛生士の世界でも男性歯科衛生士が増えることで男性ならではの視点が取り入れられるようになれば、新たな気付きが得られるかもしれません。
歯科医療の現場や養成校の方でも男性歯科衛生士の受け入れ態勢を整えていくことで、今後男性歯科衛生士も少しずつ増えていくのではないでしょうか。
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