歯並びコーディネーターについて

最近では歯科矯正はお子さんだけでなく大人になってから行うことも増えており、歯並びを整えることがより一層身近になってきています。
そんな歯科矯正において心強い存在となってくれるのが「歯並びコーディネーター」です!
今はまだそれほど知られてはいないかもしれませんが、歯科矯正をする際には歯並びコーディネーターが大きな力になってくれるでしょう。
歯並びコーディネーターってどんな資格?
歯並びコーディネーターとは日本成人矯正歯科学会による認定資格です。
例えば歯科医師や歯科衛生士は国家資格ですので国家試験に合格する必要がありますが、歯並びコーディネーターは日本成人矯正歯科学会という学会に認められれば取得できる資格ということですね。
歯並びコーディネーターは歯科矯正に関する専門的な知識を持っており、歯科矯正を望む患者さんはもちろん、それ以外の方々にも歯科矯正を正しく理解してもらうことを目標としています。
歯並びコーディネーターの資格を持っていない歯科医師や歯科衛生士ももちろん歯科矯正に関する基本的な知識は持っていますが、歯並びコーディネーターが歯科医師や歯科衛生士と患者さんの間に入ることでよりスムーズに治療を進められるようになります。
例えば患者さんの要望をまとめて歯科医師に伝えたり、歯科医師が考える治療方針を患者さんに分かりやすく説明することなどが歯並びコーディネーターの役割ですね。
特に矯正を専門とする歯科医院などで役立つ資格と言えます♪
認定資格の条件と取得までの流れ
歯並びコーディネーターの資格は歯科医師や歯科衛生士、歯科技工士などの国家資格を持つ方はもちろん、歯科助手をはじめ歯科医療関係者であれば誰でも取得可能です。
認定を受けるにはまず参加申込書などの必要書類を提出後、研修会費と審査費を入金し研修会に参加します。
およそ5時間の研修会は講演形式で行われ、歯並びの基礎や矯正治療について学びます。
研修が終わると認定審査として試験が実施されます。
直前の研修会の内容からの出題で、時間は50分です。
結果発表は後日行われ、合格した場合は認定登録料(日本成人矯正歯科学会の会員に関しては認定登録料は免除)を支払うと認定証と認定バッジが送られてきます。
資格取得後も学会やセミナーでスキルを高めて
歯並びコーディネーターの資格は5年間有効ですが、歯科医療は日々進歩していますので、資格取得後もスキルのアップデートを心掛けるようにしたいものです。
日本成人矯正歯科学会が主催する大会やセミナーなども定期的に開かれていますので、積極的に参加しましょう。
資格の更新を希望する場合は「研修ポイント」と呼ばれるポイントが20点以上必要となります。
研修ポイントは大会やセミナーに参加したり、学会発表などを行うことで取得できますので、その点でもセミナーなどには参加しておきたいですね。
更新の手続きは更新申請書などの書類に更新手数料を添えて提出する形になります。
歯並びコーディネーターの資格を取得すれば歯科衛生士や歯科助手としてのスキルアップに繋がりますし、転職する際も役立ちます。
歯科医療における認定資格の中では比較的挑戦しやすい資格ですので、ぜひ取得を考えてみてはいかがでしょうか。
長期間矯正器具をつけ続ける歯科矯正では口腔ケアがより一層重要になります。
その際に欠かせないのが歯科衛生士で、専用の器具を使って虫歯や歯周病の原因となる歯垢や歯石を除去したり、虫歯予防効果のある薬剤を塗布するなどの専門的なケアを行ってくれます。
またそれぞれの状況に合わせたセルフケアの方法を指導することも、歯科衛生士の仕事です。
歯科衛生士になるにはまず歯科衛生士の養成校で3年以上学ぶ必要がありますが、近畿圏内で養成校をお探しでしたら大阪の梅田にあるなにわ歯科衛生専門学校がおすすめですね。
なにわ歯科衛生専門学校では経験豊富な講師による指導のもと、最新の機器を使った実践的な実習を数多く経験することで、現場で即戦力として活躍できる力が身に付きます。
国家試験対策や就職サポートも充実していますし、歯科衛生士としての視野を広げられるようダブルライセンス制度や海外研修も取り入れています。
夜間部も設けており、働きながら歯科衛生士を目指すことも可能です。
JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分とアクセスも抜群ですので、大阪府内はもちろん周辺地域からの通学も問題ありません。
授業や実習を体験できるオープンキャンパスも定期的に開催していますし、ご都合が合わなければ個別見学も可能です。
皆様もなにわ歯科衛生専門学校で歯科衛生士を目指してみませんか?


