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審美歯科の仕事内容について

2021年07月26日

 

歯科衛生士が働く場所はおもに歯科医院ですが、歯科医院といっても、小児歯科やインプラント専門の歯科など、いろいろな種類があります。

どれも歯科領域の分野ではありますが、それぞれが独特のケアや処置をしているので、「いまいち分野ごとの違いがわからない」という人も多いのではないでしょうか??

将来的に歯科衛生士になりたいと考えているのであれば、歯科医院の種類ごとにどのような特徴があるかを知っておくと就職先を決めやすくなるので、少しずつ理解を深めておくと良いでしょう。

今回は、歯科医院の種類の中でも「審美歯科」に焦点を当ててお話ししたいと思います。

 

審美歯科とは

そもそも審美歯科とは、どのようなタイプの歯科医院なのでしょうか??

簡単にいうと、審美歯科は、ホワイトニングなどの処置によって歯をより美しく見せる治療をおこなうところです。

ほかにも、ケガなどで欠けたり無くなったりした歯を自然な形に治す治療も審美歯科でおこなっており、「歯の見た目をキレイにしたい」という人たちのニーズに応えています。

歯に関するコンプレックスを解消し、生活の質を向上させていることから、虫歯や歯周病の予防や治療、入れ歯の作成といった病気や疾患に対するアプローチをメインとしている点に、一般歯科と大きな違いがあります。

ただし、審美歯科で受ける処置の多くは美容目的なので、健康保険が適用されないケースがほとんどです。

そのため、審美歯科に来院される患者さんは経済力がある人が多く、年齢層としては30~40代が多くなっています。

子どもから高齢者まで、さまざまな年齢層の患者さんがいる一般歯科のことを考えると、関わる患者さんの層がある程度限定されるでしょう。

 

審美歯科の仕事内容

審美歯科は、歯科衛生士の資格があれば働くことが可能です。

具体的な仕事内容としては、歯科医師のサポートや歯垢・歯石の除去など、一般的な歯科と共通している部分も多いです。

しかし、先ほどお話ししたように、審美歯科では歯のコンプレックスを解消するためにホワイトニングや欠けた歯の補正といった処置を専門としているので、より専門的な知識や技術を身につけておく必要があります。

ただ虫歯などの治療を行うために訪れる一般的な歯科に対し、審美歯科はエステなどのように美容のために訪れるという側面も大きいので、患者さん一人ひとりが持つ不安や悩みをうまく軽減させられるスキルも求められます。

そのため、患者さんとのコミュニケーションはさらに重要になりますし、自身の身だしなみにもより一層気を配らなければなりません。

「歯の見た目を良くして、患者さんにより良い生活を送ってもらいたい」と考えている人は、審美歯科で働くことを視野に入れると良いですね。

 

審美歯科で働くメリット

審美歯科は、一般的な歯科と比べて夜遅い時間帯まで診療をおこなっていることが多いです。

土日や祝日を休診としない医院もあるので、平日に自分の時間を確保しやすいのがメリットだといえます。

そして、お給料に関しても審美歯科と一般的な歯科には違いがあり、審美歯科の方が高めであることが多いようです。

歯科衛生士になって高収入を目指したいのであれば、審美歯科での就職を検討すると良いでしょう。

また、審美歯科においては、ホワイトニングコーディネーターや日本歯科審美学会歯科衛生認定士、認定矯正歯科衛生士などの認定資格もあります。

これらは審美歯科で働くために必ず必要というわけではありませんが、資格を取得すれば歯科衛生士としてさらに高いキャリアを歩めるので、自分自身を成長させることもできますよ!

 

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審美歯科という活躍の場もある歯科衛生士ですが、歯科衛生士の国家資格を取得するには、まずは国の指定する養成校で3年以上学ぶ必要があります。

大阪の梅田にある「なにわ歯科衛生専門学校」は歯科衛生士の養成校の一つで、最新の機器を使った実践的な実習を、経験豊富な講師による少人数制でおこなうことで、現場で即戦力として活躍できる歯科衛生士を目指せます。

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