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歯科衛生士は歯科医院でどんな存在?

2023年03月20日

 

皆様は歯科衛生士について、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

歯科医院に行ったことのある方なら歯科衛生士と接したこともあるはずですが、それでも「何をしている人なのかはよく分からない」とお思いの方も少なくないかもしれません。

しかし歯科衛生士は歯科医院になくてはならない存在です。

なぜ歯科衛生士は歯科医院に必要なのでしょうか。

 

歯科衛生士がいなくてもいいの!?

まず歯科衛生士の仕事は「歯科予防処置」「歯科診療補助」「歯科保健指導」の3つに分けられます。

「歯科予防処置」は虫歯や歯周病を予防するために様々な処置を行うものです。

例えば虫歯の原因となる歯垢や歯石を専用の器具を使って取り除く、虫歯予防効果のある薬剤を歯に塗布するなどといった処置ですね。

「歯科診療補助」は歯科医師の診療をサポートするもので、器具の準備などはもちろん、場合によっては歯科医師の指示を受けて歯科衛生士が治療を行うこともあります。

「歯科保健指導」はそれぞれの患者さんの状態に合わせて適切な口腔ケアの方法を指導するものです。

歯の磨き方や食事の取り方などをはじめ、幼いお子さんの口腔ケアの方法を保護者の方に指導する、噛んだり飲み込んだりする力が衰えてきた高齢者にトレーニング方法を指導するなどといったことも歯科保健指導の一環です。

これらは歯科医師の業務の範疇でもありますので、歯科衛生士がいなければ歯科医師が行うことも可能です。

ただそうなると歯科医師は膨大な業務を行わなければならなくなります。

歯科医師の負担が大きくなるだけでなく、「時間がかかる」「適切な処置が受けられない」など患者さんにとっても少なからず負担になってしまうでしょう。

歯科衛生士が様々なサポートをすることで、医師が診療に専念しスムーズかつ適切に処置を行えるようになるのです。

 

患者さんとのコミュニケーションも大切です!

また歯科衛生士は患者さんと直接やりとりをする場面も少なくありません。

患者さんが歯科医院で診療を受ける際、まずは歯科衛生士が患者さんの話を聞いて状況を確認します。

歯科医師が診療を始める前に、歯科衛生士が患者さんの状態を歯科医師に伝えておくことで診療をスムーズに進められるようにするのです。

患者さんの状態が分かっていれば、診療に必要な器具なども準備しておけますよね。

また治療方針などは歯科医師からも説明がありますが、歯科衛生士からも分かりやすく説明することで患者さんも治療に取り組みやすくなります。

虫歯予防処置や歯科保健指導なども含めると、歯科衛生士が患者さんと接する時間は歯科医師が患者さんと接する時間よりも長いと言っても過言ではないでしょう。

接する時間が長い分、歯科衛生士は患者さんの異変にも気付きやすくなりますし、歯科衛生士が患者さんと十分にコミュニケーションを取っておくことは、より良い歯科医療を行うためにもとても大切なことなのです。

 

歯科医師との連携も必要です!

さらに歯科医療においては歯科衛生士と歯科医師との連携も欠かせません。

上記の通り、歯科衛生士には患者さんの状況を歯科医師に伝え、また歯科医師が行う診療について患者さんに説明するという、歯科医師と患者さんとの橋渡し的役割があります。

歯科医師の診療をきちんとサポートし処置をスムーズに進めるためには、歯科医師とも日頃から十分にコミュニケーションをとっておく必要があります。

また歯科医師だけでなく、他の歯科衛生士や歯科助手などと協力することも大事ですね。

歯科衛生士には口腔ケアにおける専門的な知識や技術が必須ですが、それだけでなく周囲としっかりコミュニケーションを取ることも求められるのです。

 

口腔ケアの専門家である歯科衛生士は国家資格とされています。

まずは専門学校などの歯科衛生士の養成校で3年以上学び、その後国家試験に合格すれば歯科衛生士として働けるようになります。

JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあるなにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校の一つです。

経験豊富な講師による丁寧な指導のもと、最新の機器を使った実践的な実習を通し、現場で即戦力となれる歯科衛生士を目指せます。

模擬試験などの国家試験対策も万全ですし、資格取得後の就職に関しても、それぞれの学生の希望や個性などを踏まえつつきめ細かくサポートしていますのでご安心ください。

昼間部では海外研修やダブルライセンス制度も取り入れていますし、働きながら学べる夜間部も設けています。

歯科衛生士を目指す皆様、なにわ歯科衛生専門学校で一緒に頑張ってみませんか?

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