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歯科衛生士の人手不足について知ってますか?

2021年04月21日

 

医療業界では人手不足が深刻化しているとよく耳にしますが、医師や看護師といった職業だけでなく、歯科衛生士も長年人手不足の状態が続いていると言われています。

歯科医院に行くとたくさんの歯科衛生士が働いているため、人数が足りていると思われがちですが、実は歯科衛生士が不足して困っているところはたくさんあるのです。

では、なぜ歯科衛生士は人手不足になってしまっているのでしょうか?

今回は、歯科衛生士が人手不足になる要因や求人倍率についてお話ししたいと思います。

 

人手不足の要因

歯科衛生士が働く場所には、総合病院や保健所、介護施設などがありますが、大半は歯科医院で働いています。

歯科医院は全国各地に数多くあり、その数はコンビニを超えるとも言われています。

たくさんある歯科医院すべてで歯科衛生士が必要であると考えると、人手不足になる歯科医院が増えるのも納得できますよね。

また、歯科衛生士という職業そのものの知名度があまり高くないために、目指す方が少ないというのも、人手不足に影響しているかもしれません。

全国的に歯科衛生士の数を増やすためには、歯科衛生士の仕事内容や魅力、資格取得方法をより多くの方々に知ってもらう必要がありそうです。

さらに、歯科衛生士のほとんどが女性で、結婚や出産によって退職し、そのまま現場に戻らないというケースが多いことも、人手不足の一因です。

今後は介護や美容の分野でも歯科衛生士の需要が高まると考えられますし、現在の歯科医院における歯科衛生士不足に加え、さらなる歯科衛生士不足が深刻な問題に発展する恐れも十分にあるでしょう。

 

歯科衛生士の求人倍率

多くの歯科医院で歯科衛生士が足りなくなっている現状ですが、この状況をプラスに考えれば、歯科衛生士の仕事が売り手市場であり、国家資格を取得することで長く働き続けられるとも言えます。

全国歯科衛生士教育協議会によると、2018年度の歯科衛生士の求人倍率は21.0倍で、求職者数に対して求人数がとても多くなっています。

職種によっては求人数が少なく就職先が見つかりにくいものもありますが、歯科衛生士ならいつでもどこでも仕事を見つけることが可能です。

学校を卒業して資格を取得したばかりの新卒者だけでなく、結婚や出産などで一度現場を離れた方が再就職する場合でも簡単に就職先を見つけられるので、ライフステージに合った働き方ができますよ!

 

歯科衛生士になるには

ここまでは、歯科衛生士が不足している原因や求人倍率についてお話ししましたが、実は、歯科衛生士になるためのハードルが高いことも人手不足に影響しています。

歯科衛生士は国家資格であるため、専門学校などの養成校で3年以上学んでから厚生労働省が実施している国家試験に合格しないと、現場で働くことができません。

つまり、「歯科衛生士として働きたい」と思っても、資格を取得してから実際に歯科医院などで働けるのは、最短でも3年後からということになります。

また、座学だけでなく、実習をおこなって現場で知識や技術を身につける必要もあるのも、歯科衛生士という資格の特徴。

通信教育では資格取得を目指せないという点も、歯科衛生士が増えにくくなっている要因だと考えられます。

しかし、日本歯科衛生士会によると、歯科衛生士の国家試験の合格率は、例年95%前後となっています。

そのため、養成校を卒業すれば、ほとんどの人が歯科衛生士の資格を取得することが可能です。

これから資格取得を考えるのであれば、歯科衛生士を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

 

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