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子どもが嫌がらない歯科治療

2023年05月10日

 

子育て中は悩みが尽きませんが、その一つが歯のケアではないでしょうか。

いつ頃から歯磨きを始めればいいのか、歯科医院を嫌がらないようにするにはどうすればいいのか、色々な悩みがありますよね。

今回は子どもが嫌がらない歯科治療について、考えてみましょう。

 

子どもの歯磨きデビューはいつがいい?

まず赤ちゃんの歯磨きについてですが、「歯磨き」として考えると歯が生えた頃か歯磨きを始めるタイミングとなります。

ただ赤ちゃん用の歯ブラシであっても、いきなり赤ちゃんの口に入れてしっかり磨くというのは慣れない赤ちゃんにとっては負担になってしまいます。

歯が生え始める前からミルクをあげた後は濡れたガーゼで口内を軽くぬぐうようにし、歯磨きに対する抵抗を減らしてあげましょう。

歯が生えてすぐの頃もまずはガーゼで歯を拭く程度で十分です。

その際赤ちゃんの機嫌が良ければ軽く歯ブラシを使い、徐々に慣れていくようにすると良いですね。

上下の前歯が生える頃にはミルクの後は必ずガーゼで歯を拭くようにし、夜間のミルクもなるべく控えるようにしましょう。

離乳食が始まる頃には本格的な歯磨きをスタートさせます。

1歳2か月ごろに生え始める臼歯は虫歯になりやすいため、特に就寝前はしっかり歯磨きをしてあげてください。

食後にお茶を飲ませるようにすることも虫歯予防には効果的です。

 

歯科医院に行く前に気を付けるポイント

ある程度子どもが大きくなってくると、「歯科医院へ行くのを嫌がる」と頭を悩ませる親御さんも増えてきます。

中には「子どもが嫌がるのが分かっているから別の場所に行くと嘘をついて歯科医院に連れていく」なんて親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、これは良くありません。

心の準備ができるよう、まずは専門的な知識や技術を持つ歯科医師や歯科衛生士にケアをしてもらうことが大事であると説明し、そのために歯科医院に行くのだとあらかじめ伝えましょう。

もし何らかの治療を行う予定であれば、正直に「痛いかもしれないけど大事なことだから頑張ろうね」などと話しておいてください。

「『痛くない』と言っていたのに痛かった!嘘をつかれた!」と思ってしまうと、歯科医院を嫌がるようになります。

子どもを叱る際に「言うことを聞かないと歯医者さんで歯を削ってもらうよ」などと脅すこともやめた方が良いですね。

歯科医院を脅しに使ってしまうと、歯科医院は恐ろしいところだと認識してしまいます。

歯科医院への通院をスムーズにするためには、初回の通院で良い印象を持たせられるかがカギとなります。

上手く診療を受けられればたっぷりとほめてあげてください。

上手くいかなかった場合も叱らず、次回に向けて励ましてあげましょう。

 

日ごろから定期検診に通い慣れておきましょう!

「歯医者は歯が痛くなってから行けばいい」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、定期的に歯科医院へ行き検診を受けることはとても大事です。

定期検診を受けるのは面倒なことかもしれませんが、検診によって虫歯が予防できれば無駄な治療もせずに済みます。

特に子どもの場合、「歯が痛くなってから歯医者に行き、痛くて怖い治療を受ける」となると歯科医院は完全にネガティブな印象になってしまうでしょう。

幼い頃から検診のために定期的に歯科医院を訪れていれば虫歯の予防や早期発見に繋がり、痛くて怖い治療を受けずに済みます。

歯科医院に対してもネガティブな印象を抱くこともありません。

親御さんもお子さんの歯のケアに関する悩みを相談し、アドバイスをもらうこともできるでしょう。

定期検診に通い歯科医院に慣れておくことは、様々なメリットがあるのです。

 

歯科医院での定期検診や治療において、口腔ケアの専門家である歯科衛生士の存在は欠かせません。

歯科衛生士は国家資格であり、専門学校などの養成校での3年以上の学習も義務付けられています。

なにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校の一つで、経験豊富な講師による丁寧な指導のもと、最新の機器を使った実践的な実習を数多く経験できます。

模擬試験などの国家試験対策やきめ細かな就職サポートもあり、安心して歯科衛生士を目指して学ぶことができますよ。

昼間部ではダブルライセンス制度や海外研修も実施していますし、働きながら学べる夜間部も設けています。

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