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歯磨きのタイミングはいつ?

2023年04月10日

 

「歯磨きは一切しない」なんて方は滅多にいないと思いますが、「習慣として何となく磨いているだけ」という方は少なくないかもしれません。

また「きちんと歯磨きをしたいけれど、どうするのが一番良いのか分からない」と悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

どのタイミングで歯を磨くのが良いのか、1日何回磨けば良いのか、身近ながらも分からないことが多い歯磨きについて、考えてみましょう。

 

食後すぐの歯磨きはいい?

歯磨きのタイミングとして多いのは「食事をしたら歯を磨く」でしょう。

ただ食後とは言っても、「食事をした直後の歯磨きは歯を痛めてしまうので控えた方が良い」なんて話も耳にしますよね。

ここは専門家でも意見の分かれるところではありますが、歯のエナメル質が溶け出す酸蝕症を患っている場合は食後30~60分は歯磨きを待った方が良いかもしれません。

実際に酸蝕症と診断されていなくても、心配であれば食後は30~60分あけてから歯を磨きましょう。

とはいえあまり厳密に食後何分などとしてしまうと歯磨きをするタイミングがなくなることもあるでしょうし、食事の直後でないと歯磨きの時間が取れないというのであれば直後でも構いません。

歯科医院では歯科衛生士が個々の状態に合わせて歯の磨き方などのケアの方法を指導してくれますので、相談してみるのも良いですね。

 

歯磨きの回数は3回が理想的

次に歯磨きの回数ですが、一般的には3回が良いとされています。

仮に朝昼晩それぞれの食後に磨くとするとそれで3回ですが、他の歯磨きのタイミングとしては朝起きた時や夜寝る前も考えられますよね。

朝は起きた直後に口内をすっきりさせたい気持ちもありますし、食後にも口内を綺麗にしたいものですが、2回磨くというのもなかなか難しいものです。

そうなると起きてすぐにうがいをし、朝食を食べてから歯を磨くのが良いのではないでしょうか。

うがいだけでも口内の細菌を洗い流すことができます。

この際洗口液(マウスウォッシュ)を利用しても良いですね。

また夜は夕食後に歯を磨き、その後何か食べたり飲んだりした場合には就寝前にも改めて磨きたいものです。

とはいえ先ほどの食後の歯磨きのタイミング同様、あまりきっちりと決めてしまうとそれが負担になってしまうこともあるでしょうから、無理をし過ぎないのも大事ですね。

歯科衛生士とも相談しながら、自分のベストの歯の磨き方を探しましょう。

 

上手に歯磨きする習慣を身につけましょう!

歯や口内の健康を考えると歯磨きはしっかりしたいものですが、毎回時間をかけて丁寧に磨くのは大変です。

例えば右上奥から左上奥、左下奥から右下奥まで歯の外側を磨き、次に右下奥から左下奥へ、左上奥から右上奥まで歯の内側を磨くというように決めて毎回その順で磨けば、効率よく磨けます。

歯垢染色剤を使って磨き残しやすい部分をチェックしたり、歯科衛生士に歯磨き指導をお願いしたりするのも効率よく歯磨きをするには有効です。

また場合によってはどうしても歯磨きができないということもあると思いますが、その際はうがいだけでも効果はあります。

水やお茶を飲む、キシリトール配合のシュガーレスガムを噛むのもおすすめです。

こういった歯磨きが難しい場合の対処法も含め、個々の事情に合わせた歯のケアの方法に関しても、口腔ケアの専門家である歯科衛生士に相談してみると良いでしょう。

 

歯の磨き方の指導や、歯垢や歯石の除去、歯科医師の診療のサポートなどを行う歯科衛生士は国家資格とされています。

専門学校などの養成校で学び、国家試験に合格すれば歯科衛生士として働けるようになります。

アクセス抜群のJR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分の場所にあるなにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校の一つで、現場で即戦力になれる歯科衛生士を目指せます。

経験豊富な講師による丁寧な指導のもと、最新の機器を使った実践的な実習を数多く経験することで、歯科衛生士に不可欠なスキルを確実に身に付けられるようになっています。

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