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介護老人保健施設での歯科衛生士の役割

2022年05月13日

 

介護老人保健施設で働くために資格を取るとなると介護福祉士などが考えられますが、歯科衛生士の資格を活かして介護施設で働くことも可能です。

歯科衛生士といえば歯科医院というイメージが強いものの、近年は介護施設で働く歯科衛生士も少なくありません。

歯科衛生士はどのような形で、介護施設で働いているのでしょうか。

 

介護施設でどんな仕事をしてるの?

多くの歯科衛生士が働く歯科医院では、歯科衛生士は歯科医師のサポートや、専用の器具や薬品を使った虫歯予防処置、歯の磨き方などの歯科保健指導といった業務を行っています。

では介護施設での歯科衛生士の仕事はどうなっているのでしょうか。

介護施設では歯科衛生士は口腔ケアの専門家として、施設の利用者の方々の口腔ケアを担当しています。

利用者さんの口内に異常がないかを日常的に確認し、適切なケアをして清潔な状態を保ちます。

身体の他の部分の異常が口内に何らかの形で現れるということもありますので、気になることがあれば医師や看護師と相談し対処します。

義歯のケアも歯科衛生士の仕事ですね。

また食事の際は利用者さんの様子を見ながら、無理なく噛んだり飲み込んだりできているかを確認します。

気になることがあれば介護福祉士や理学療法士、栄養士などと相談し、食事内容を変更したり、咀嚼や嚥下機能を改善するためのリハビリを実施することもあります。

食事後は誤嚥や窒息の原因となる食べ残しがないか、口内を確認するのも大事な業務です。

さらに自身の口からの食事をなるべく長く続けられるよう、身体機能を維持するためのトレーニングを考え指導したりもします。

歯科医師による診療が行われる際はそのサポートも行います。

このように歯科医院での勤務に比べると、介護施設では虫歯予防処置や歯科保健指導の割合が多くなりますね。

 

介護施設での歯科衛生士の求人と勤務状況

介護施設で働く歯科衛生士は1施設に1人というケースが多いようですが、施設によっては数人の歯科衛生士が在籍しているところもあります。

歯科医院の求人に比べると介護施設の求人はそれほど多くはないかもしれません。

しかし介護施設が増えればその分歯科衛生士も必要になるでしょう。

健康を保つための口腔ケアがより重視されるようになれば、その時もやはり歯科衛生士が求められるようになります。

この先介護施設における歯科衛生士の求人が増える可能性は十分にあるでしょう。

 

入所者の方の口腔ケアで健康アップにもつながります!

口内の健康は全身の健康に繋がります。

例えば口内を清潔に保つことは虫歯や歯周病予防になるだけでなく、感染症予防になります。

健康な歯や噛む力、飲み込む力があれば自身の口で食事ができ、十分な栄養を摂取できるのはもちろん、精神面での充足も得られるでしょう。

噛むことは認知症予防になるとも言われています。

介護施設で入所者の方に適切な口腔ケアを行うことは、心身の健康アップにつながるのです。

 

歯科衛生士になるにはまず専門学校などの養成校で3年以上学び、卒業後に国家試験を受けて合格しなければなりません。

大阪の梅田にあるなにわ歯科衛生専門学校も歯科衛生士の養成校の一つで、最新の機器を使った実践的な実習を重視したカリキュラムが特徴です。

経験豊富な講師による丁寧な指導で学生一人一人が確実に知識や技術を身に付けられるようになっていますし、国家試験対策や就職サポートも万全です。

介護や歯科医療事務の資格取得を目指すダブルライセンス制度や、最先端の歯科医療を経験できる海外研修も取り入れています。

JR大阪駅や各線梅田駅から徒歩8分で通学できますので、大阪はもちろん他府県からでも無理なく通えますよ。

夜間部も設けていますので、働きながら歯科衛生士を目指したい方にもおすすめです。

定期的にオープンキャンパスも開催していますので、まずは一度参加してみてはいかがでしょうか。

きっと楽しい時間を過ごすことができますよ。

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