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患者さんに寄り添う歯科衛生士の三大業務

2021年11月11日

 

歯科医院で歯科医師の診療をサポートしているイメージの強い歯科衛生士ですが、他にも専用の器具を使って歯垢や歯石の除去を行ったり、歯磨きなどのセルフケアの方法を指導したりしています。

歯科衛生士は「歯科予防処置」「歯科診療補助」「歯科保健指導」を三大業務としている国家資格で、歯科医院の他、総合病院や介護施設、保健所など様々な場所で活躍しています。

今回は歯科衛生士の業務について、詳しくご紹介しましょう。

 

法律で定められた三大業務の内容

口腔ケアの専門家である歯科衛生士には、「歯科予防処置」「歯科診療補助」「歯科保健指導」の3つの業務が法律で定められています。

まず「歯科予防処置」は虫歯や歯周病を予防するための処置を行うものです。

具体的には虫歯や歯周病の原因となる歯垢や歯石を、専用の器具を使って取り除いたり、虫歯予防効果のあるフッ化物などの薬物を塗布するといった処置ですね。

次に「歯科診療補助」は歯科医師の診療をサポートする業務です。

器具の準備などの簡単なサポートはもちろん、場合によっては歯科医師の指示を受けて歯科衛生士が治療を行うこともあります。

また診療の前に患者さんの状態を確認して歯科医師に伝えたり、歯科医師の診察をもとに治療内容を患者さんに分かりやすく説明するなどといったことも、歯科診療補助の一環です。

そして「歯科保健指導」は患者さんに対してセルフケアの方法を指導する業務です。

定期的に歯科医院に通い歯科衛生士によるプロのケアを受けることも歯のためにはもちろん重要ですが、いい加減なセルフケアではプロのケアの効果も半減してしまいます。

そのため歯科衛生士はそれぞれの患者さんの状態に合わせ、歯の磨き方や食事のとり方などを指導しているのです。

幼稚園や小学校などを訪れて歯科保健指導を行うこともありますね。

また高齢の患者さんの場合は噛む力や飲み込む力が弱くなることで誤嚥性肺炎が引き起こされる恐れも出てきます。

そのため嚥下トレーニングやリハビリなどの指導も行っています。

 

業務以外のコミュニケーションも大切です!

歯科衛生士にはこのような三大業務が定められてはいるものの、それだけを行っていればいいというわけではありません。

例えば疲労やストレスなどが原因で免疫力が下がることがありますが、それが口内環境の悪化に繋がることも十分にあり得ます。

「口内環境が悪い=セルフケアを怠っている」と思いがちですが、患者さんとしっかりコミュニケーションをとれていれば、例えば「『残業が多くて疲れてる』と言っていたからそれが原因かも?」と気付くことができるでしょう。

そうすれば「ちゃんとケアしてくださいね」ではなく「疲れが影響しているのかも」と適切な歯科保健指導を行えます。

また他の病気によって口内環境が悪化するということもあります。

患者さんの話をもとに「もしかしたら糖尿病かも…」と病気の発見に繋がる可能性もあるでしょう。

ただ単に歯科衛生士の業務だけに専念するのではなく、患者さんとしっかりコミュニケーションをとることで、より高いレベルで業務が行えるようになるのです。

 

患者さんから慕われるステキな歯科衛生士になりましょう!

患者さんから慕われる歯科衛生士になるには、患者さんに寄り添う気持ちが大切です。

もちろん歯科衛生士には口腔ケアの専門家としての基本的なスキルも欠かせませんから、まずは養成校で3年以上学び、その上で歯科衛生士の国家試験に合格する必要があります。

歯科衛生士の養成校には専門学校や大学、短大などがあり、大阪の梅田にあるなにわ歯科衛生専門学校もその一つです。

最新の機器を使った実践的な実習を積み重ねることで歯科衛生士に必要な知識や技術を確実に習得できますし、臨床・臨地実習にも多くの時間を割いています。

経験豊富な教員が日々の学習から国家試験、就職まできめ細かくサポートしますので、安心して歯科衛生士を目指せますよ。

ダブルライセンス制度や海外研修で歯科衛生士としての視野も広がりますし、働きながら学べる夜間部も設けています。

最寄りの阪急中津駅からは歩いて2分、JR大阪駅や各線梅田駅からでも歩いて8分と、アクセスも抜群です。

定期的に開催しているオープンキャンパスでは実習を体験することもできますし、個別見学も受けて付けています。

ご興味のある方はぜひお気軽になにわ歯科衛生専門学校にお越しください。

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