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一般歯科と口腔外科で働く歯科衛生士の違いとは?

2021年07月19日

 

歯科衛生士の多くは歯科医院で働いているため、定期検診や虫歯の治療などで歯科にかかったときに歯科衛生士と関わったことがある人も多いのではないでしょうか??

歯科医院で働く歯科衛生士は、おもに虫歯や歯周病の予防、歯科医師のサポートなどの仕事に携わっています。

しかし、ほかの職場で働く歯科衛生士の場合、一般的な歯科医院で働く歯科衛生士とは仕事内容が違ってきます。

たとえば、介護施設や保健所など、歯科衛生士が活躍する場所はさまざまです。

そのため、「それぞれの職場でどのような役割を果たしているのか知らない」という人もいるでしょう。

特に仕事内容が区別しにくい職場として、「口腔外科」が挙げられます。

一見歯科医院と同じ業務内容をしているようですが、実は一般歯科と口腔外科では歯科衛生士が果たす役割に違いがあるのです。

今回は、一般歯科と口腔外科で働く歯科衛生士の違いついてお話したいと思います。

 

一般歯科とは

一般歯科は、虫歯や歯周病の治療をメインに診療しているところです。

ほかにも、親知らずの抜歯や入れ歯の作成といった処置もおこなっており、口や歯のトラブルに幅広く対応できるのが一般歯科の特徴だと言えます。

一般歯科をおこなっている場所は歯科クリニックが代表的ですが、地域によっては大学病院のように大きな施設で一般歯科をおこなっているケースもあります。

これらの施設で歯科医師の補助や歯のクリーニング、ブラッシング指導や保健指導をおこなうのが、一般歯科における歯科衛生士の役割なのです。

また、特に症状がなかったとしても、虫歯や歯周病を予防したり早期発見したりするために、患者さんに定期的な受診を進めるのも一般歯科の大きな役割となっています。

地域で暮らす方々の健康をさまざまな側面からアプローチしてくれるので、一般歯科が人々の健康を守るための大きな役割を果たしていると言っても過言ではありません。

さらに、一般歯科では、「より専門的な処置が必要だ」と判断したときに連携している専門機関に患者さんを紹介するケースもあります。

患者さんが常に適切な治療を受けられるようにする役割もあるため、地域医療を支える重要な診療機関とも言えます。

 

歯科口腔外科とは

一方、口腔外科の場合、一般歯科のように患者さんが虫歯の治療にくるということは滅多にありません。

口腔外科は、抗凝固剤を飲んでいる観血処置が難しい患者さんや、唾石や舌癌の患者さんなど、一般歯科での治療が困難な患者さんがやってきます。

そのため歯科衛生士の仕事は、歯科医師のサポートの割合が多くなります。

また、口腔外科には、外来に訪れる患者さんだけでなく入院される患者さんがいるのも特徴です。

口腔外科で働く歯科衛生士は、入院中の患者さんに対して適切な口腔ケアもおこなわなければなりません。

歯ブラシを使っての歯磨き指導をはじめ、それぞれの患者さんに適した口腔ケアをきめ細かく実施する必要があるので、より専門的な知識や技術が求められます。

口腔外科の仕事内容は一般歯科と異なる部分が多いかもしれませんが、そのぶん歯科衛生士としてのやりがいもあります。

「歯科衛生士として高い能力を身につけたい」「専門的な分野で経験を積んでいきたい」という人にはピッタリでしょう。

 

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一般歯科と口腔外科で働く歯科衛生士の特徴や違いを理解していただけたでしょうか??

同じ歯科領域であっても、求められる能力や役割が変わるので、これらの違いを知っておくと将来どのような分野で働きたいかを決めやすくなるでしょう。

歯科衛生士として歯科医院や口腔外科で働くためには、歯科衛生士の国家資格が必要です。

「なにわ歯科衛生専門学校」は歯科衛生士を目指す方のための学校で、アクセス抜群の大阪・梅田に校舎を構えています。

現場で即戦力となれるよう、日々実践的な実習を数多くおこなっており、国家試験対策も万全です。

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