歯磨き粉の基礎知識

歯ブラシを使って歯を磨く際に使用する歯磨き粉には様々な効能があり、使用することで歯磨きの効果をさらに高めることができます。
とはいえ「あまり意識せず習慣的に使っている」という方もおそらく多いのではないでしょうか。
そこで今回は歯磨き粉について、その種類や成分などを詳しく見ていきましょう。
歯磨き粉の種類について
歯磨き粉は含まれている成分によって3種類に分けられます。
まず歯磨き粉としての基本的な成分のみが含まれる「化粧品」、基本成分に加え薬用成分も含まれる「医薬部外品」、さらに多くの薬用成分が含まれるのが「第3類医薬品」です。
市販の歯磨き粉の大半は化粧品もしくは医薬部外品で、第3類医薬品は歯科医院での治療の一環として使われることが多いですね。
また一般的に「歯磨き粉」と言われていますが、その多くはペースト状をしています。
ペーストタイプに近いものではジェル状のものもあり、両者の違いとしてはペーストタイプの方が泡立ちがよく、ジェルタイプの方が薬用成分が隅々まで密着しやすい傾向にあります。
液状の歯磨き粉もあり、こちらは洗口液と混同されやすいかもしれませんが、液状の歯磨き粉は文字通り「歯磨き粉を液状にしたもの」で歯を磨く際に使用するものです。
うがいだけで済む洗口液との違いはこの点ですね。
他にもまさに「歯磨き粉」である粉状の歯磨き粉や、容器から泡で出てくるフォーム状の歯磨き粉などもあります。
歯磨き粉の成分
歯磨き粉の基本成分は清掃剤(研磨剤)、発泡剤、湿潤洗(保湿剤)、粘結材、香味剤、保存料の6つです。
水酸化アルミニウムなどの清掃剤(研磨剤)は歯垢などの汚れを落とし、ラウリル硫酸ナトリウムなどの発泡剤は口内に歯磨き粉を行き渡らせて洗浄します。
湿潤洗(保湿剤)にはグリセリンなどが使われ、歯磨き粉にほどよい水分を与えて口内を保護します。
適度な粘りを出すための粘結材にはアルギン酸ナトリウムなどが使われますね。
ミントやメントールなどの香味剤は爽快感や香りを出すために使われ、歯磨き粉の変質防止には安息香酸ナトリウムなどの保存料が使われます。
医薬部外品や第3類医薬品に薬用成分として含まれることが多いのはフッ化ナトリウムやデキストラナーゼ、トラネキサム酸、酢酸トコフェロール、ポリリン酸ナトリウムなどがあります。
フッ化ナトリウムは再石灰化の促進や歯質強化による虫歯予防効果があり、デキストラナーゼは歯垢を分解して除去してくれます。
トラネキサム酸は歯周病などによる出血を防ぐ効果が、酢酸トコフェロールには血行作用が期待できます。
ポリリン酸ナトリウムは歯石ができるのを防いでくれます。
自分に合った歯磨き粉を選びましょう
歯磨きの際に歯磨き粉を使うことで歯垢の除去効果が高くなりますし、歯垢も付きづらくなりますが、より高い効果を得るためには自分に合った歯磨き粉を選ぶようにしたいですね。
例えば虫歯になりやすい方は虫歯予防効果の高いフッ素が含まれた歯磨き粉を使うと良いでしょう。
歯周病が気になる方の場合は抗炎症成分や殺菌成分が含まれた歯磨き粉を使うことで歯茎の腫れや出血に対処できます。
知覚過敏の場合は硝酸カリウムが含まれた歯磨き粉、歯の黄ばみが気になる場合はポリリン酸ナトリウムなどが含まれた歯磨き粉がおすすめです。
自分に合う歯磨き粉が分からないという方は歯科衛生士に相談すればそれぞれの悩みに合うものを教えてくれますので、歯科医院に行った際にぜひ気軽に相談してみてください。
歯科衛生士は口腔ケアの専門家で、それぞれに適したセルフケアの方法を指導する他、専用の器具や薬品を使った虫歯予防処置や歯科医師の診療のサポートなども行っています。
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